学生時代は、一人で辛抱強く勉強を行い成果を上げるものでしたが、社会においては少しやり方が異なります。仕事は会社の人間と協力しながら進めていくことが多く、仕事の処理能力の他にもコミュニケーション能力など、さまざまな要素が必要になってきます。
そうした理由から、学生時代に成績優秀だったのに、会社でなかなか成果を認めてもらえないと悩みを抱えている人も少なくありません。もともと頭がよく優秀な成績を収めてきたことから、社会人になってからのギャップに戸惑ってしまうケースも多いようです。そうして理想の自分とのギャップが強くなっていき、次第に劣等感を持ってしまう場合があります。
劣等感を抱えたまま仕事に携わるようになると、物事に対して気持ちが卑屈になってしまう危険性があるので注意が必要です。例えば、どうせ自分が仕事をおこなっても上手くいかない、など極端に自信を失ってしまうのです。こうした思考に陥ってしまうと、同僚や上司からも信頼を得づらくなってしまうので気をつけたいポイントといえるでしょう。
こうした劣等感を持たないための大切なポイントは、ずばり人と自分を比べないということです。周りが上手くいっている中で、自分が行き詰ってしまうと気持ちが焦ってしまいますよ。しかし、そんな時こそ自分は自分と開き直り、自分にできることを全力で成し遂げていくことで、自信を持って仕事に取り組むことができるようになります。